2010年3月26日記載

■今、アオサギが美しい
 もう、アオサギが渡ってきていますね。札幌周辺でも姿を見かけるようになりましたが、先週、帯広・釧路方面に取材に出かけた時にはずいぶんたくさん姿を見ました。道央では3月20日過ぎに渡ってくるというイメージだったのですが、どうも道東の方が早いような気がします。
 アオサギはヒバリと並んで北海道で最も早い夏鳥です。道東に3月10日頃に既に来ているのなら、ヒバリより一足早い到来かもしれません。北海道に12月まで居残っていたり、さらには越冬する個体も少なからずいますので、アオサギの場合は夏鳥というより留鳥へと変化しつつあるかものかもしれません。そんなことを考えながら釧路湿原で到来直後のアオサギを見ていましたが、ほとんどの個体が鮮やかな婚姻色になっていて、じつに美しいですね。嘴はピンク色を帯び、足も赤く、鮮やかです。目先は紺色がかっているものが多いですが、完全な婚姻色になると目先も赤くなります。まさに繁殖への準備オーライというところでしょうか。
 アオサギは北海道では本当にありふれた鳥でどこででも見られますが、今の時期はその美しさを是非じっくりと観察したいものです。目先まで赤い時期は意外と短いものですよ。

アオサギ

婚姻色のアオサギ(3月17日・シラルトロ湖)



■ インフォメーション
・大橋弘一が編集長を務める北海道自然雑誌「ファウラ」2010春号(特集:イトウ)が好評発売中です。詳しい内容については、編集発売元であるナチュラリーの公式販売サイト「ファウラショップ+」をご覧ください。
http://www.naturally.co.jp/faurashop/

・「ファウラショップ+」では、ファウラのバックナンバー各号や大橋弘一の著書など、自然関係の優良書籍をたくさん販売しています。是非ご利用ください。

2010年3月19日記載

■もう桜ですか!
 九州や和歌山などでは桜が咲いたとニュースになっていますね。いずれの地域でも平年より一週間から10日も早い開花だとか。それにしても早いですね。北海道に暮らしていると夢のようです。
 しかし、思い出してみると、私が子供時代をすごした東京でも、当時は3月中の開花などということは考えられませんでした。よく覚えているのは小学校の時も中学校の時もちょうど入学式の行なわれる4月7日頃に桜が満開だったことです。入学を祝福してくれているようで、子供心にもよく出来ているもんだなぁと感心したものです。昭和35年とか昭和41年頃のことです。
 しかし、あの風情もどこへやら、今では東京の桜開花の平年値は3月28日頃だそうです。今では入学式の時にはとっくに散ってしまっているのでしょう。わずか40〜50年くらいの間に随分早まっていますよね。やはり地球温暖化のせいでしょうか。
 ともあれ、この時期になると、是非見てほしいのがファウラ第15号(2007春号)のサクラ特集です。あくまで北海道の自然のサクラにスポットを当てて好評をいただきました。バックナンバーも価値の減らないファウラで、サクラのことを知るのもいいものですよ。

faura15号表紙

faura2007年春号(特集「北海道野生のサクラ」)



■ インフォメーション
・大橋弘一が編集長を務める北海道自然雑誌「ファウラ」2010春号(特集:イトウ)が好評発売中です。詳しい内容については、編集発売元であるナチュラリーの公式販売サイト「ファウラショップ+」をご覧ください。
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2010年3月12日記載

■ファウラ春号が完成しました!
 この度、ファウラ2010春号が完成致しました!
 ただいまナチュラリーではお客様や関係者、取引先様などへの発送作業で大わらわです。正式な書店発売日は15日ですが、実際にはもう明日くらいから札幌では書店の店頭にも並ぶことと思います。是非是非手にとって見てみてください。
 今回は、イトウ特集号です。あの「幻の魚」といわれるイトウです。
 私自身は釣りもやりませんし魚にはとんと疎くて、ただ大きな淡水魚だということとか、大変に絶滅が危惧される魚という程度のことしか知りませんでした。しかし、ファウラの誇る強力な執筆陣に、今回はあの平田剛士氏を迎えることができ、大変充実した内容にすることができました。
 イトウという魚がどんな魚なのか、そして、人々がどういう目で見、接しているのか、とてもよくわかります。イトウはやはり北海道の生態系を代表する魚なのですね。地域によってはたくさん生息している場所もあり、かならずしも「幻」とは言えない要素もあるようですね。地域によって違うからこそ保護が難しい面があるようです。
 今回のファウラでは、釣り人の立場や、食べるという側面にまで言及しています。北海道の自然を語る時に避けて通れないイトウ。是非、ファウラ27号(2010春号)を一読されるようお勧めします。

faura27号表紙

完成したばかりのfaura2010年春号(イトウ特集)



■ インフォメーション
・大橋弘一が編集長を務める北海道自然雑誌「ファウラ」2010春号(特集:イトウ)が間もなく発売になります。詳しい情報は、編集発売元であるナチュラリーの公式販売サイト「ファウラショップ+」をご覧ください。
http://www.naturally.co.jp/faurashop/

・「ファウラショップ+」では、ファウラのバックナンバー各号や大橋弘一の著書など、自然関係の優良書籍をたくさん販売しています。是非ご利用ください。

2010年3月5日記載

■さえずりの季節到来
 フィールドへ出かけなくても、身の回りにいる身近な小鳥たちの行動から「春」を感じるようになってきました。
 このところ毎朝、家を出てバス停へ向かう時にカワラヒワのさえずりを聞いています。”キリキリキリ、コロロロロロ、ビーーン”というあの声です。最後のビーンが強烈で遠くからでも聞こえるからかもしれませんが、声がとても耳につきます。カワラヒワに限らず小鳥のさえずりには春の到来を感じますね。だいたい2月頃からお天気のいい日などにカラ類なんかがさえずるものですが、自宅近くの今年のカワラヒワ君は殊のほか歌がお好きのようで、曇りの日でも雪がちらついていても関係なく毎日さえずっています。
 そして、事務所の近くではシジュウカラが巣穴を物色しているところを見かけました。交差点にある信号機の支柱ポールの横棒には根元に穴が開いています。そこへ入ったり出たりしていました。あれはまぎれもなく巣に適しているかどうかを検分している行動です。そういう場所では毎年のようにスズメが営巣する様子を見ますが、シジュウカラもついにそこまで都市に進出してきたのでしょうか。場所は大通り公園の交差点です。このままその穴を巣として使用してくれるとうれしいのですが…。もしそうなれば、この場所だったら私は毎日子育ての様子を観察することができます。

カワラヒワ

カワラヒワ (大橋弘一の共著「日本野鳥写真大全」より 撮影:大橋弘一)



■ インフォメーション
・大橋弘一が編集長を務める北海道自然雑誌「ファウラ」2010春号(特集:イトウ)がもうすぐ発売になります。早く欲しい方は、編集発売元であるナチュラリーの公式販売サイト「ファウラショップ+」で予約してください。書店発売と同時にご自宅へお届けします。
http://www.naturally.co.jp/faurashop/

・「ファウラショップ+」では、ファウラのバックナンバー各号や大橋弘一の著書など、自然関係の優良書籍をたくさん販売しています。是非ご利用ください。

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野鳥写真家&自然雑誌faura編集長の大橋弘一が自然や環境について語ります。FMアップルの番組「不思議いっぱいネイチャーワールド」の内容を伝えるブログでしたが、放送休止中の今もこのブログは継続します。